2014年10月28日

腰、痛い話、からのこんな話

坐骨神経痛が出て来たので
昨夜、twitterでつぶやきましたら
思いのほか腰痛で悩んでいる方が
多いみたいなので
今日は私の腰痛にまつわる話と
対策について。

まず20歳くらいの時
初のぎっくり腰をやりまして、
その後も
職業柄座ってパソコンが多いのと
元々冷え症なのもあり
腰痛に加えて
坐骨神経痛にもなり、
出産で骨盤が緩んだのか
とにかくひどい時期は
痛みと足のしびれで
歩くことも出来ないくらいでした。

2人目出産の時、
次女の頭が大きすぎたのか
それとも
スピード出産過ぎたからか
(陣痛出産込々で1時間半くらい)
なんと尾骨を骨折しまして
腰も骨盤も相当なダメージを負い
産後はしばらく車いす生活、
それからよけいにひどくなりました。

なぜ尾骨骨折に気付いたかというと
産後立てず歩けず
あれ?おかしいなぁ?と思っていて
その後も
座る度におしりに激痛が走るので
おかしいなぁ…、と思っていたら
担当の先生に
「あ、これ尾骨折れてるわハハハ」
と告げられました。

「骨折れてるよ」と笑って言われたのは
初めてです。
私も「マジで!ハハハ」と
言いましたが。

たまにあるらしいですよ。
出産ってすごいですね。

しかもギプスも何もできない場所なので
(ほんとおしりの中という感じ)
「放置しかないですねーハハハ」
と言われ
「マジで?」
そこは笑えず
1ヶ月以上痛みと闘いました。

そしてやっと歩けるようになり
2歳と0歳、2人の育児に
本格的に大忙しのある夜、
突然太ももの付け根から足に
ひどいしびれと激痛が走り
立てなくなったのです。


やばいやばい。
これやばい。
でももう21時。
病院やってない。

無理無理、
明日まで無理
今すぐどうにかしたい。

とにかくパソコンに這って行き
ネットで
近所に遅くまでやっている
整体とかマッサージがないか
探しまくりました。

すると、
21時までやっている
整体がヒット、
電話をして事情を話すと
今閉店するところだったが
すぐに来れるなら
待っててくれると言います。
良かった!

場所は歩いていける距離。
修士くんはタクシーを呼ぶか、
車で送るから
家族みんなで移動して…と
言ってくれましたが
娘たちをやっとやっと
寝かしつけた後だったので
絶対に起こしたくない。
置いて行けるはずもない。
タクシー呼んでる時間もない。

これは一人で行くしかない。
でも運転は無理。

杖さえあれば歩けるのに…

その時、目についた
紫のダスキンのフロアモップ。

両手ですがるように持って
立ってみると
これが丈も安定感もぴったり!

これなら行ける!

「とりあえずこれで行きつつ
 途中でタクシー拾うわ!」

色んな意味で
不安そうな顔で見送る
修士くんに子供を託し
行ってきます!

玄関を出て
まず悩んだのは
「どっちだ?」

モップの
モジャモジャは上か下か。

どっちが自然なのだ?

下ならモップとしては正しいので
万が一人に会っても
町の掃除をしてるふりが出来る。
でもモップ汚れるし
安定感が…

杖としてつきやすいのは
モジャモジャが上。
おおそうだ、
万が一知り合いに会った時も
モジャモジャで
顔を隠せるではないか。

ということで
モジャ上に決めて
マンションを出る。

思った以上にスピードが出ない。

ズルッ…、ズルッ…
というペース。

21時の、まだ
まあまあ人通りのある道を
ダスキンのモップにすがり
モジャで顔を隠して
のろのろ歩く女…

やばい、これは
新たな都市伝説が
生まれてしまうかも
しれない…

そこに最大の難関、駅前が。
ここは早く通り過ぎたい。

しかしペースは上がらない。

そこにやっとタクシーが!

「タクシーッ!」

生きてて一回も言ったことない
セリフが飛び出した。

しかし慌てていたので
モップを大きく掲げてしまい
激痛と共に
般若のごとき形相で道路によろめく。

そのまま去って行くタクシー。

まるでスローモーションのように
見えた
去って行くタクシーと運転手の顔。

運転手は
王貞治のイラストのような顔で
私を凝視していた。

やばい…
タクシー業界に
新たな怪談を生んでしまった
かもしれない。

時間もない。
もう行くしかない。

最終的に私が取った手段は
完全に開き直って
目が合う人々に
「は?何?
えっ、モップ持ってないの?
恥ずかしくない?」
という顔で堂々と歩く、ということ。

これがなかなか良い作戦で
目的地に着くころには
すっかりモップを持ってない人たちを
見下すような目になり
無事到着。

店内に入ると、
コントに出てくるような
嘘みたいなベタな話し方をする
外国人整体師に
「アハハ!ナニアナタ!
パカジャナイノ
ハジメテヨ、コンナヒト!」

初対面で
まあまあちゃんと
いじられましたが
腕は最高、驚くべき手技!


お陰様で1時間後には
見事元に戻り、
整体師さんに感謝をして
今後も通うことに決め
お得な回数券を買って
スタスタ歩いて店を出れたのです。

こうなると、今すぐ全力で
やり投げをして
捨ててしまいたい
モップ!!

しかしこのモップのおかげで
ここまで来れた。
ありがとうモップ。
それに月1レンタルなので
捨てたらダスキンさんが…

考えたあげく
堂々と肩にかつぎ、
ややしゃくれて
ガニマタで歩くという
ドカベン岩城歩行作戦で
なんとか家に帰れました。


その後、
そこの整体に通い
奇跡的な回復を遂げ
根本治療に入った
1か月後…


その私の頼みの綱の
外国人整体師が
複数の女性患者に整体と称して
わいせつなことをして
逮捕されてしまいました。


なんじゃそれ!

おい頼みの綱!

頼みの綱逮捕されるって
なんじゃ!

回数券、新たに
買ったとこやのに!


私は多分
いちいちうるさかったからか
単純に好みじゃなかったからか
被害には遭いませんでした。

いやー
ベタなAVみたいなことする
整体師って
ほんとにいるんですねー。

皆さんもお気を付け下さい。


何の話?

腰痛の話でした。

そうだった。

対策はまた次回。
posted by 2丁拳銃・修士の嫁 at 12:46 | TrackBack(0) | 体のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月26日

初、コントの作り方 C

------これまでのあらすじ------

学校から帰って来るなり、
今度学校で友達と
コントをやることになったので
「コントの作り方を教えて」
と言う小2の娘…


-------前回のつづき-------


やばい、
娘が混乱しかしていない。


「とにかく今の話は
 ちょっと置いといて
 なんとなーく
 何か思いついたこととか
 あるかな?」

「うーん…」


曲がっている。

娘の首がものすごく
横に曲がっている。

そらそうか。
小2で急に
コントの設定出せと言われても
難しい。

「そうだよね、急に言われても
 わかんな…」

「スプーンとおはし」

「え?」

「スプーンとおはし、かな」

「…が?」

「ケンカするの。
 こっちの方が便利だよー、って」


せ、成立している!


「うんうん、ケンカね
 いいよいいよ
 まず、それはどこで
 ケンカしたらいいかな?」

「どこって?」

「例えば…出来たら
 おはしもスプーンも一緒に
 使うような場面がいいよね?
 なんかないかなー
 おはしもスプーンも
 使うような食べ物…
 ほら、うどん じゃなくて
 そば じゃ な く て …
 えーと…」

「あっ!ラーメン!」

「あ!それいいねええ!
 ラーメン屋さん!
 じゃあ『れんげ』とおはしが
 ケンカするのかな」

「うん!
 れんげとおはしがケンカする!
 ラーメンの鉢の中で!」

「そうだね!
 で、おはしとれんげが
 こっちが便利!って揉めてて、
 おはしはどんなこと言うかな?」

「『お前、麺つかめるか?
 無理だろ!』って」

「うんうん!」

「でー、
 れんげは… うーん、うーん?」

「(小さい声)スープ…」

「あ!
 『お前スープ飲めねえじゃんかよ!』
 って言う!」

「いいね!そしたらおはしが
 『こうやってすくえるわ!』って
 おはしで必死に何回もすくって?」

「れんげが
 『いや、すくえてないじゃん!』
 って言うー!」



天才か…

ここにいたか天才が…


できそう。
ここにボケ入れていったら
なんとかできそうだ。
でもこれ以上
子供のコントに大人が
口を出してはいけない。

ここからは
娘の相方のAちゃんと
8歳ならではの感覚で
作ってもらおう。

きっと大人が考えるより
面白いものが
出来るに違いない。

「おもしろいの
 できそうだねー」

「うん!! 
 これで明日学校で
 Aちゃんと作ってみる!!
 ママありがとう!」

「楽しみにしてるねー」


娘よ、あなたなら大丈夫。

パパの仕事柄、劇場で
何度も生の笑いを見ているし
ママの仕事柄、
毎日バラエティを見て、
知らない内にある程度の
笑いの基礎は身について
来ているはず。

なんといっても
あなたには、まあまあ濃い
お笑いの血が流れている。

そうだ、
あれは
あなたが4歳の時でした。

ママは初めて
乗りつっこみを
教えたんだった。

ちょっと早いかな?
と思いつつもやらせてみた。

だけどあなたは
私の心配を余所に
見事に
「そーそー、これがおいちいのよ
 …ってこれ空っぽやないか!」
と、
「おやつどうぞ」とママが
出したお皿を一回
ちゃんとかじってから
つっこんだ!!

あの時の感動ったら。

そう、あなたなら出来る。

がんばれ!


そして次の日、
学校から帰って来た娘は
ランドセルを置くなり
嬉しそうに言った。

「ママ!コント決まったよ!」

「早いね!すごい!
 どうなったのかなー?」

「じゃあ、ちょっとやってみるね!
 見てね!」

「じゃあ、見せてもらおうかな!」

いそいそと布巾で手をふき
娘の前に体育座り。

瑞々しい8歳の感性は
あの設定をどう仕上げたのだろう。
ドキドキしてきた。
楽しみだ。


「じゃあ、いくよ!
 コント!ロボット!」


ロボット?

あれ?


動揺する母には目もくれず
娘は完全にロボットになりきった
歩き方で登場。

「ガシャーンガシャーン
 ガシャーン!!
 イマカラ、バクハツシマス!!

 (Aちゃんのセリフ:「え〜!」)

 3、2、1・・・

 (Aちゃん:「キャー!」)」


・・・


「・・・ハッピーバースデー!!
 (両手を広げてポーズ)」


・・・


「・・・終わり!
 ぎゃはははは!!」



あれ?


上を向いて、

あれれ?


振り返って、

・・・あっれーーー?



おっかしいなー???



れんげとおはし
どこ行った?

もしかしてどこかで
出て来てたの見落とした?

あれ?
笑いを職業とする
修士くんと私の娘で、
生のお笑いを見て
えーと
4歳の時から
乗りつっこみの…


ハッピーバースデー?


何?

サプライズってこと?

え?

おもしろいの?これ?

え?

めっちゃ笑ってるし…



「ちょっとこっちおいで」

「ふふふ、ママおもしろかった?」

「うん、ちょっとその前にさ
 この前言ってた設定と
 随分違うけど
 どうしたのかなー?」

「あー…
 あれはやめた
 ウケなさそうだから…」

ほーう

「それで
 これ思いついたから
 Aちゃんに言ったら
 『いいよ!』って言うから
 これにしたの!」

相方がイエスマンのタイプか…


「おもしろくなかった…?」

「お」

「…」

「おもし」

「…」

「おもしろいよ」


途中吐きそうになりつつも
私の中の母が勝った瞬間。


「ほんと?良かった!
 実は2も考えてるんだ!
 練習頑張るね!」

練習なんかいらんやろ!
2もあるんかい!

「そっか、頑張れ〜」


悶絶!!


結局みんなのやる気がなく
金曜日にまで延期になったという
娘の初コント!一体どうなる?
私はそれまで母を保てるのか!



     -----------次回に続く----------
posted by 2丁拳銃・修士の嫁 at 23:48 | TrackBack(0) | おすすめ力作「娘とコントを作る」@〜F | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月25日

初、コントの作り方 B

----------これまでのあらすじ-----------

学校から帰って来るなり、
今度学校で友達と
コントをやることになったので
「コントの作り方を教えて」
と言う小2の娘…


---------------そして前々回のつづきから


「じゃあまずは設定出しからやるか」

私の言葉にキョトツンの娘。

「せっていだし?」

「あのね、コントにはね、
 設定というのがあってね
 まあベタなので言うと…」

「ちょっと待ってねママ」

すぐにお絵かき帳を折った
自作のノートにメモを取り出す娘。

いいぞ!
初めてのバイトでそれが出来ると
意地悪な先輩に
「あのさあ〜メモってくれる?」とか
言われずに済むぞ!

娘は筆箱から
スヌーピーの2Bの鉛筆を出し
必死にメモを取りつつ言う。

「ねえママ、ゆっくりね?
 ゆっくり!
 あと小学生用だからね!
 わかってる?
 こどものコントだよ?」

「わかってるよ。
 設定と言うのはね
 シチュエーション…
 えーと、まあ簡単なので言うと、
 お医者さんと患者さん、とか
 あるでしょ、そういうの」

少し考えて娘が
「あ、
 どろぼうとおまわりさん、とか?」

おぉ!理解している!

「そうそう、そういうこと!
 そういうのでね、
 何かおもしろいことが起こりそうな
 設定を考えるの」

「何かおもしろいこと?」

「うん、
 ただのお医者さんと患者さんだと
 普通だけどね、何か付け足してみると
 ちょっと変になるんじゃないかな?」

「変に?」

「うーんそうだなあ、例えば
 『すごく怖がりの』お医者さんと
 『すごく声の大きな』患者さんだと
 どうなるかな?
 そんな風に、色々付け足して
 考えてみるの」

「怖がりのお医者さん?
 え〜!変だよ〜
 声の大きい患者さんはいるかもしれないけど」

「変だよね〜
 しかもすごーく怖がりなんだよ?
 そんなお医者さんのところに
 すごーく声の大きい患者さんが
 入って来たら
 きっと
 飛び上がってびっくりしちゃうよね。
 注射するのも
 怖くて目をつぶっちゃうかもねえ?」

「あはは
 それじゃあ逆だよー」

「 そ う だ よ ね 〜 
 逆 だ よ ね 〜 」

「逆〜! 変〜!」

「そう〜 変 なんだよ〜 変 」

「んふふ〜」

「あははー」




…書けや!!!

今やろ!

メモらんかい!

今の会話で
「…ハッ!!!
 そうか!そういうことか!
 わかった!わかったぞ!!
 (ガリガリガリ!)」
って、なるんちゃうんかい!

小堀やったら今頃
筆箱の角でどつかれてるで!

でも小堀じゃないから大丈夫!
だって小2のかわいい娘だもの!

とか思っているうちに
声に出しながらメモり出す娘。
ちゃんとわかってた!

「えーと、まずはせっていだし。
 かっこ、たとえば
 おいしゃさんと、かんじゃさん。
 ドロボーと、おまわりさん。
 それだとふつうだから…」

ものすごくちゃんとメモってる!
すごい!
そしてすでに小堀より字がキレイ!
えらい!

「なにか、へんなことを
 つけたす。たとえば〜…」


でも、

果たして


果たしてこれでいいのか?


まだ8歳の子供に、
こんな型通りのベタな
古いコントの作り方を教え
その通りに作らせて本当にいいのか?

大人と全く違う感性を持ち、
大人と全く違う思考で考える
単純で純粋な面白さを知っている
子供だからこそ、
8歳の今だからこそ、
この子にしか考えられない
ネタの作り方があるんじゃないのか?

私は愚かにもこの手で
その無限に広がるはずだったこの子の
笑いの可能性を
潰してしまったのではないだろうか!

やってもうた …!!!



「ねーママ?
 書けたよ〜 ありがとう!」

「捨てろ」

「え?」

「こんなもの捨てなさい!!
 全部忘れよう!ね!」

「なんでママ!?
 せっかく書いたのに!
 今からこれ見てネタ考えるんだよ!?」

「見なくていい!
 じゃあこうしよう。
 今書いたことは
 なんとなく基礎として
 ふんわりと一度頭に入れて、
 入れたけど、それから
 全っっっ部ぶっ壊して
 そのメモをやぶってから
 あなたが今、本当におもしろいと
 思えることを自由にやればいい!!!」

「えっ、えっ? 何???」


やばい。

娘、混乱しかしてない。



果たしてネタは出来るのか?


そして今日、
学校から帰って来た娘が衝撃発言。

「コント…
 またやる日が延びちゃった。
 っていうか出来るのかな?
 みんなやめたいって言い出して…」

新たな問題が!!


どうなる?娘の初コント!



     -----------次回に続く----------
posted by 2丁拳銃・修士の嫁 at 01:05 | TrackBack(0) | おすすめ力作「娘とコントを作る」@〜F | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする