2015年03月26日

卒、妖怪ウォッチ

たくさんの別れに心潤み、
たくさんの新しさに心踊る、
忙しい季節ですね。

みなさま
ご卒園ご卒業
色々おめでとうございます。

次女も無事
3年間通った幼稚園を
卒園しまして、
長女も次は3年生に。

長女が
大きな赤いランドセルを背負って
玄関でくるっと回って見せてから
嬉しそうに初めての登校をした日は
ついこの間のことに思えます。

なんやったら自分が
初めてランドセル背負って
家の近くのパンダ公園で
友達と順番に花壇の前で
写真を撮ったことさえ
まだしっかり覚えているのに。

もう自分の子供が二人も
小学校へ行くなんて。
嬉しくて寂しくて 懐かしくて
ちょっと恐ろしい速さです。

さて
これは長女の音読カードです。
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2年生の間、毎日毎日
家での宿題に音読が出ました。

家で国語の教科書などを
大きな声で読んだら
お家の人がサインする
カードです。

最初はノーマルに
「川谷」と書いていますね。

でも娘がある日
「ね〜絵を描いて〜
お友達は描いてもらってるんだよ〜」
と。
まあじゃあ何か適当に描こうかと。
こんな感じ。

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ちょっと色をつけてみたりして

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なんかパパと私の描き合戦になってきて

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だんだん
クラスの子供たちが
楽しみにしてくれるようになり

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ママ友や先生にも
褒められて嬉しくなって

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でも毎日毎日

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結構大変で

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たまにサボってサインだけしてたら
「なんだよ今日は川谷かよ
つまんねーの」と
言ってくれる男子も出てきて
時間を作って後で書き直したり

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弱い妖怪を描いたら
男子たちに
「今日の妖怪カスい」と言われ

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よーし見とけよ!と
強い妖怪を調べたり

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やがて
誰かのリクエストがカードの端に
書かれるようになり
めんどくさいけど
それを描いてみたら
「みんな喜んでたよ〜」と
娘が嬉しそうに笑うし
「ふ〜ん、じゃあ次も…」


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仕事が忙しくて
なかなか描けず「川谷」が
一列たまってしまった時は
もうダメだ、と思ったけど、
パパが夜中に3時間頑張って

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「川谷」を全部消し
絵に書き換えて、
2年生最後の日に
なんとか間に合って
みんなに
「すっげーーー!!」の
言葉をもらうことができました。


みんな、
音読一年間よく頑張ったね!

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楽しかったわ。
posted by 2丁拳銃・修士の嫁 at 16:43 | TrackBack(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月06日

母、の話

毎年
雛祭りが終わった
翌日には
大阪にいる
母に電話をしたくなる。

と言うのも
記憶している中で
母は
私がお嫁に行くまで
おそらく一度も欠かさず
毎年毎年、どんな年も
雛飾りを出し
春らしい料理で
お祝いをしてくれたので

今さらながら
年に一度とはいえ
途切れない継続の
その意味が身に沁みてきて、
子供を寝かした
3月3日の夜には
静かに並ぶ雛飾りを
見ながら色々考え
「明日、電話しよう」
と、思うのだ。

そして
電話をすると
いまだに
「今年もお雛様飾ったよ」

言う母に、
健康で長生きしてほしい
と思うし
私も
健康で長生きしよう、
と、痛感する。


今日は
そんな母のことを
書こうと思う。

母はもう70過ぎの
おばあちゃんだが
背筋や歩く姿は
ピシッとしていて、
いつもなんでも
ピシッとアイロン、
着物とお裁縫は
人に教えられるくらい
好き。
そんな
日本のお母さんだ。


あれは私が
小学生高学年の時。

女子のほとんどが
チェッカーズのフミヤ様の
甘い声とステップに
体中から真っ赤なハートを
ふき出していた頃。

やがて時代ごと
光GENJIという強烈な熱気に
教室中の女子が渦巻き
飲みこまれて行くのだが、
私は
その光る渦に憧れつつも
どっぷり入ることも出来ず、
気がつけば
バービーボーイズの
杏子さんとKONTAさんが
繰り広げる
大人の駆け引きと、
C-C-Bの関口誠さんの低音部分に
夢中になってしまい、
周りの女子と
全くかぶらない下敷きを持ち、
同じく光の渦に入れない
立浪選手の下敷きを持った子と
互いに一方通行の会話を
したりしていた。

*当時は透明の下敷きに
 好きなアイドルなどの
 雑誌の切り抜きを
 挟むのが流行っていた。

特にバービーボーイズの
いまみちともたかさんの書く、
大人の恋愛をうっかり
床にぶちまけたところを
偶然見てしまったような、
なんともいえない
気持ちになる歌詞に
とにかく
ドキドキしていたのだった。

今やその名曲たちも
RGと鬼奴さんボーカルで
脳内再生されつつありますが…

まあそんな
それぞれが
色んなことや
人に
夢中になってしまう
多感な頃。

あ〜
生でこの人たちの声を
聴いてみたいな〜、
などと思っていた私に
ある日
きっちりした母が
「気持ちわかるわ…」と
言って来たのだ。

母も昔、
テレビで見た
ある人のことが
好きで好きで
会いたくて会いたくて
お金を貯めて会いに行った
ことがある、と。

私はその頃
ちょっとした反抗期だったのだが、
少し恥らいながら
初めて聞く話をする母に
急激な親近感を覚えた。
「えっ、そうなん?
 お母さんにそんな時代
 あったん?」

母は頷き、さらに続けた。

実は会いに行くどころか
追っかけをしていたと。
日本中、その人が
いる場所に飛行機に乗っては
会いに行って、
握手してもらっていたと。

おかんの情熱に
ちょっとだけ引く私。
「へえ…なかなかやな…」

当時を思い出しているのか
少女のように頬を染め
はにかむ母。
「かっこよかったんよ〜」

「へ〜誰?
 やっぱ裕次郎とか?」

「いや、猪木」

「え?」

「猪木」

「猪木?」

「アントニオ」

「アントニオ?」

「アントニオ猪木」

あの時の
いや
あん時の
ものすごい衝撃を
私は忘れられません。

お母さんが!

お母さんが!

思ってたんと違う!

色々、違う!


「えっ、猪木?
 猪木に会うために
 お金貯めて日本中
 飛行機で?」

「そう巡業があるから」

「巡業?」

「しかも毎回着物」

「しかも毎回着物!?」

「着物でプロレス見て
 着物で出待ち。
 一人で!」

「うわああ」

ドン引きの私を
察した母は
慌てて
「あ、違うの違うの!
 ゆきちゃん!
 あれやよ?
 昔の猪木さん知らんから
 びっくりしてるんやわ。
 猪木さん、昔は
 アゴ出てなかったんよ?」

うそん!

アゴ出てなかったんやったら
それ猪木さんちゃうんちゃう?

しかし母は真剣に
「ほんまほんま、
 徐々に
 出てきはったのよ」
と言い張る。

うそつけ!

どういう仕組みやねん

というか
別にアゴのことは
ええねん

私としては
ちょっとおかしな人だが
どちらかというと上品タイプの
自分の母親が
プロレスファンで
一人で全国飛び回って
誰かの追っかけしてたことに
びっくりして
若干引いてんねん!
しかもなんで着物やねん…

と言いたかったが
母はすでに
立ち上がって
モハメド・アリとの
対戦を再現していたので
黙るしかなかった。

そして
私はよほどショックだったのか
しばらくは
誰にもそのことを
言えなかったのだった。


今ならね、
昔の猪木さんの映像色々見て
タイガー・ジェット・シンとの
闘いの時なんて
ほんとにかっこいいし
トレードマークのアゴも
シュッととんがってて
強そうだし、
おかんいい趣味やなあ

思うのですが、
多感なあの時期に
自分の母親が
急に
「猪木のおっかけしててん」
「アントニオ」
「飛行機で日本中」
「着物で」
「コブラツイスト!」
「ジャックブリスコ!」
とか言い出したので
ちょっと衝撃的だったのです。

母っぽくないワード満載すぎて。

でも今なら言える。
ステキだと思う。



雛人形を仕舞いながら
そんな母との会話を思い出した、
春の始まり。
posted by 2丁拳銃・修士の嫁 at 10:08 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月04日

桃、節句 おわり

雛祭り2015
応援ありがとうございました。

娘たちに手伝ってもらって
雛飾りもなんとか
夕食時に間に合い、
うちの子達の大好きな
ちらし寿司
菜の花のからし和え
ほうれんそうと
カニカマのマヨ和え
いちご粉砂糖
ひなあられ
もクリア!
はまぐりは
嫌がられたので
今回はパス!

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そっか、
もう2人とも
飾るのを
手伝ってくれる
年齢になったんやね。

お雛様買った時は
赤ちゃんだったのに。
その次は
よちよち歩きで
何でも掴んで投げるから
壊さないか
ハラハラしたのに。
それから
お雛様を嬉しそうに
「チレイねー」と
見るようになって、
いつの間にか
節分が終わったら
「早くお雛様飾ってー」
とねだるようになって…

そうか、
来年からはもう
私一人で飾らなくて
いいのか。
早いなあ。

子供の成長は
いつも
嬉しくて、
さみしくて、
新鮮で、
懐かしい。

ほんと
よくここまで
大きくなってくれた!
と、しみじみ
女子だけの節句の夜を
楽しみました。

やっぱり
無理してでも
当日でも、お雛様
出して良かった。

でも
「じゃあ明日
 皆で片付けるぞ!」
には

だーれも返事せん。

片づけも手伝って!
posted by 2丁拳銃・修士の嫁 at 00:40 | TrackBack(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする