2016年05月25日

初、おそ松さん

昨日はおそ松さんたちの
誕生日だったらしいですね。

我が家にも
小4の松ガールがいまして
最近毎日
「ねえ、ママは何松が好き?」
と、聞かれて困っております。

正直お母ちゃん
6人の見分けもつかない状態。

なのでなんとなく毎回
思い付きで答えていますが

「トド松」と答えると
「えー…そうなんだ」

「カラ松」と答えると
「え〜!笑」

「おそ松」
「え」

いや何松が正解なんですかね!?

何松と答えたら
「そっか!」とか
「だよね!」が出るの?
難しいわー!

姉の影響か小2の次女まで
しっかり6つ子を見分け
突然「はい、ママこれは何松?」と
クイズを出してきます。

「えっとえっと」と戸惑う私に
「髪の毛見て!チョロ松でしょ!」
「一松くらいわかるでしょ!」
と、呆れつつ教えてきて
昭和生まれのプライドを
ズタズタにする7歳。

くやしい・・・

そんな次女と先日
スーパーに行った時のこと。

娘が、
おもむろに私を見上げ

「ねぇママ、シェーやって」

と唐突に要求。

「えっ   今?」

「今」
「ここで?」
「ここで」
「なんで」
「見たい」
「見たいの?」
「見たい見たい見たい!
 ママのシェーがどうーしても
 今見たい!!(真剣な目)」
「・・・」

これは
シルバニアファミリーの
『明りの灯る大きなおうち』以来の
渾身のねだり方…

よほど見たいんだな。


「あのね、でもここはスー」
「できないの?」
「え?」
「シェー知らないの?」


「知ってる」

昭和生まれの原作世代を
馬鹿にするでないわ!
ママがおそ松たちを
見分けられないからって
シェーすら知らないと思ったか!

周りを見ると誰もいない。
今がチャンスか。

「わかった」

静かにカートを通路の端に寄せ
天を仰ぐ。

そういえば・・・
41年生きてきて
まだ1回もやったことなかったなあ。

まさか、この年になって
平成20年生まれの小2に
スーパーの通路で
こんなに真っ直ぐな目で
「シェー」をねだられるとは
思ってもいなかったなあ。

やるからには
本気でやらないと
余計に恥ずかしいよな・・・

様々な思いが交錯する中、
ゆっくり息を吐いてから
思い切り吸う。

見とけよ、娘。

これがママの・・・


「シェーーーーッ!!!」


缶詰売り場にまあまあ響く声。

足は4の字、
片手は曲げて顎下に、
片手は真っ直ぐ伸ばし
手首を曲げて
念のため歯も出した。

片足でプルプルしながらも
初めての割には
なかなか決まったのではないか。

何より
照れずにやり切ったことは
自分でも高く評価したい。

一応娘の反応があるまでは
じっとするが、
時が止まったかのような静寂なので
そっと娘を見る。

あれ?

真顔。


めっちゃ真顔で見とるわ。


「これぞ真顔なり」っていう
標本になりそうなくらいの
真顔で見とるわ。

あかんあかん、おかしいな。
どうしよう。

汗腺もないような場所から
汗が噴き出そう。

娘は真顔で私の「シェー」を
上から下までじっと見て

「違う」

と言い、
私のナイキのスニーカーを
スポン!と脱がせてポイと投げ、
急に靴下を引っ張り出した。


えっ
そこ忠実に再現!?


スーパーでの
突然のぶっつけシェーに
靴下のビロロ〜ンまで
求められてんの!?

厳しすぎませんか。

そして娘は無言で
私のスマホを出して
「シェー」を画像検索。

ほんまや・・・

片足は靴はいてるのに
上げてる方の足は
靴下ビロロ〜ンやわ。
て、イヤミどうなってんの?
毎回靴脱ぎ捨てるのか?
あまりの勢いで飛んでいくのか?
それともまさか
靴がビロってるのか?

私が画像を
食い入るように見ている
その間にも
靴下を引っ張り続ける娘。

でもママの靴下
最近のイケてるやつやから
ほら、短い短い甲のとこまでしか
ないようなやつやから
うまいことビロロ〜ンとは
ならんと思うのよ
だからね、そんな引っ張ったら

ほら脱げたーー

ほんで人来た!人!

見てる見てる!
シェー見てる!

足を下ろそうとする私と、
うまくビロロ〜ンとならずに
すぐ脱げる靴下にイライラした娘。

半泣きで
小さい靴下を床にたたきつけ

「もう!ママは
シェーできない!!!
(ダッと走り去る)」

捨て台詞?

スーパーの缶詰売り場で
全身全霊の初シェーを放った母を
片足裸足で置き去りにして
捨て台詞ときたか。

迷うことなく
お菓子売り場に走っていく
小さな背中がかすんで見えた。

イケてる靴下と
ちょっと遠くまで飛んでいた
スニーカーをケンケンしながら
拾って履いて
夕飯の食材が入った
カートを押して
ゆっくりと追いかける。

お母さんって、大変ですね。



今度は
ビロロンってなってる靴下を
あらかじめ履いて、
シェーッのタイミングで勢いよく
靴を飛ばすことができるように
こっそり練習しよう。

おわり
posted by 2丁拳銃・修士の嫁 at 17:33 | TrackBack(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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